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Salescastをお試しになり、お使いになる場合、
先払いの必要はございません。エクスプレスプラン(
お申込みはこちら)は無料ですし、期限はありません。開始は軽量なプロセスで、データをお持ちでしたら、通常2時間未満で実施されます。なお、全体の努力の約90%がSalescast固有のものではなく、データの抽出に関する作業となります。
Salescastのデータフォーマットをインポート
Salescastはフラットテキストファイルとなり、非常に簡単に生成できる
TSVファイル(データをタブ文字で区切って並べたファイル形式)を介してデータのインポートをサポートします。
Salescast向けにTSVファイルを作成するために、
BigFilesというファイルホスティングサービスを提供しています。このサービスはまた、無料のエクスプレスプランにも付属しています。
必要なデータ: アイテムおよび注文
需要予測および/或いは再発注点の最適化を試算する上でSalescastが必要とするファイルは以下の二つだけです。
- Lokad_Items.tsv
- Lokad_Orders.tsv
Lokad_Items.tsvファイルにはアイテム、製品、SKU、バーコードといった業界に適した用語のリストが入っています。Salescastはこれを
items(アイテム)と呼んでいます。このファイルには一行につき一アイテムとなっており、Salescastはアイテム一つづつ分けて予測します。
Lokad_Orders.tsvファイルは発注履歴 - 或いは販売、或いは消耗、或いは出荷などの履歴が入っています。こちらも業界に適した用語をあてはめてお考えください。Salescastでは、それを
orders(注文)(
再発注、つまりサプライヤーに出した注文と混同しませんように)と呼んでいます。一行につき一つの注文となっています。それぞれの注文には日付、量、識別アイテム(注文したアイテム)が記されています。
データに関するいくつかのヒント
アイテムが多い程、効率的です。アイテム数を削減しようとしないでください。Salescastは相関関係を活用するので、より多くのアイテムがある程、予測はより正確なものとなります。
歴史が長い程、効率的です。季節性を分析するためには、2年の過去歴が必要です。一般的に3年間分あれば、さらに良好です。実際には、長期予測を検討していないのであれば、5年以上の過去歴を含めることは有用ではありません。
毎日の集計で違いが出ます。たとえ月ごとの予測が必要であっても、Salescastに毎日の集計データ(毎月の集計データを使用するのではなく)を入力することで、。Salescastは月内で見られるパターンも利用することになり、全体の正確さが改善されます。
アイテムのファミリー集団をタグとして加える。ファミリー、カテゴリ、グループ等の中で、アイテムの優劣順位があると思います。Salescastはこの様な情報を
タグを介して利用することができます。
Lokad_Items.tsvファイルに、こういった属性を記した特別列を配しています(列名として
Tag
をプレフィックスとして使います)。タグを加えることで、制限された販売履歴のアイテムの予測の精度は著しく向上されます。
在庫効率化であれば、クォンタイル手法がお勧めです。
Salescastは従来型あるいはクォンタイル予測(または両方)をいたします。在庫の効率化を目標とするならば、
クォンタイル予測がお勧めです。クォンタイルは一般に再発注点の最適化および発注量に関して、より精度が高くなります。
Salescast(クォンタイル予測)によって再発注点を得るには、
Lokad_Items.tsvファイルにてそれぞれ
サービスレベルおよび
リードタイムの二つの列を加える必要があります。この数値が手元にないとなれば、Salescastプロジェクトの設定でデフォルトの数値を定義し使うことができます。